彼女と出会ったのは僕がまだ心に傷を負いやすかった10代の頃だった。
周りの友人の大半がそうであったように僕もまた学校へはほとんど行かずバイトに精を出していた。
ある日の夜、いつものようにプールバー・デスペラードでバイトを終えた帰り道、ふと視界に違和感を覚えて見上げると駅ビルの3階の窓に見慣れない文字が並んでいた。
「バレエ教室 本日開校」
眺めてると窓の奥でポンポン上下に飛び跳ねる(いや浮いている)1人の女性の姿があった。
高校時代にかする程度に学んだ物理のどの数式にも当てはまらないようなその動きに僕はしばし見とれ、そして終電を逃した。
あれから10数年、今日僕は彼女にプロポーズした。
新婚旅行はノルウェイの森経由世界の終わりとハードボイルドワンダーランドにしよう。
婚活が忙しくてでそれどころではありません。
投稿情報: nash | 2009-04-06 14:08
つーか、娘がかわいいんですがどうしたらいいですか?
相談に乗ってください。
投稿情報: み | 2009-04-04 23:05
春樹風の結婚生活では、最愛の人とは結ばれませんし、
やたらと自決の方向に流れてしまうので心配になってしまいます。
続編は来年のばかの日まで待たなければいけませんか。。
投稿情報: み | 2009-04-04 23:04
村上春樹風バカってことで。
投稿情報: nash | 2009-04-04 11:14
4月バカなのかtrue storyなのか判断保留中です。
韓国料理銀二郎ではないのですね。
続編希望。
投稿情報: み:一男一女の父 | 2009-04-02 16:18