小学校低学年時代、いわゆるファミコンが登場する前の時代にLSIゲームというのがあって、かなり熱いパックマンブームがあった。パクパクマン、パックリモンスターという亜流ゲームも多く登場したが、友人達と分担して所有し仲間内で回しておそらく全機種制覇したと思う。 俺が持ってたのは元祖トミーのパックマン(写真)。小学1年生のクリスマスに買ってもらった。品薄でどこにもなく、おもちゃ屋さんをたくさん巡ってやっと見つけたときの感動と言ったら。明らかに親がレジに並ぶ姿を見ているにもかかわらず、その後特殊なルートでサンタさんを経由して俺のところに届けられると信じて疑わなかった。 まぁそんなこんなで20年ほどたって改めて筐体を見るとこれが格好いい。上京時にオブジェとして飾るために一緒に持ってきてしまった。雑誌によると現在4万円程度と当時のLSIゲームの中ではかなりのプレミアがついているらしい。 今だに多くの人がパックマンに魅了されるのは●(食欲が出る色と一般に言われている)の一部が欠けただけのキャラがひたすら●を食べるというシンプルさ故だと思う。 シンプル イズ ベストシンプルこそが美しい なんてことを 「パックマンエレキを作った人がいる」 という記事を読んでふと思った秋の夜長。
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